セミナー

「ベンチャー型事業承継セミナー」 第三回 愛媛県での授業を受けてきた。 

今回で最終回となる講義。

まず、前回の参加者数は17名であったようだ。
実に、初回の半分である、そして今回も同じ位の人数になるっていた、4人一組ほどのグループになってディスカッションしているから、テーブルによってはせっかく考えたテーマが全く放棄されているという状態になっている。

平日に開催されるセミナーであるし、参加者は社会人であるから都合がつかない事も当然ある。けれど、半数の人が都合がつかないとは考えづらい。

ねこみかん
ねこみかん
無料だからとりあえず申し込んでおこう!ではなくて、当選したからには極力参加するのが、運営の方々、講師の方に対する礼儀である

愛媛県は保守的と言われ、特にイベント運営者には「やりづらい地域」と言われている。せっかくのセミナーでも参加者がきちんとこないと、次からは講師の方も来てくれないかもしれない。

ともかく、こうした講義にきちんと出席して取り組む事が出来ないと、ビジネスで成功する事なんて出来ないと思う。

先生
先生
ディスカッションや発表が負担となって、ドロップアウトしてしまう事は仕方の無いことですが・・・

ボソッと、先生がこぼした言葉・・・もちろん先生もビジネスであるけれど、お金儲けの根本は人の為になることであるから、運営者の皆様や先生は、参加者のためを思って時間を割きアイディアを出して企画してくださっているのだ。

だから、とにかく私は参加者が半分位だったことが悲しい。

講師の忽那憲治様が主催される特別セミナー

ホームページを見れば分かるが、愛媛の企業や、起業家の方たちも多く参加している。東京大阪などでもセミナー参加者が多く盛り上がっている。

個人会員だと、一月8000円で参加出来る。そして、月例のセミナーなどにも参加出来るわけだ。
そもそも、お付き合いというのは自身と同じ年収帯で似たような人々との交流がほとんどになる。だから、こういう場に参加するというのは、自身の人間力アップのために有効だ。

今はちょうど、2019 年 4 月~ 9 月の 6 カ月コース / 毎月第 4 土曜日の 10:00 ~ 13:00 に開催される、特別セミナーの参加者募集中である。

月会員となると、永続的であることと、毎月は参加出来ない事も考えると躊躇することもあると思うが、期間限定セミナーなら参加しやすいかもしれない。有料になると、欠席する人も少なくなるであろうし・・・

前回までのおさらい

自社製品サービスの特徴を考えて用意する。

第二回講義で私が躓いているポイント。

自社のサービスが顧客に対価を支払ってもらう興奮する特徴を持っているか!?

思案した結果

  • ミクロレベルに徹底する
  • 方法は現在では考えない

その二つを軸にして考え直した結果

第一の特徴→お金が入ってくる
私がターゲットとして設定しているのは、「耕作放棄地の管理に困って、無償でもいいから土地を貸し出したい人だから、その人達にとっては、固定資産税も農地のままで維持された上に、借地料までもらえる。というのは興奮する条件に値するであろう。

 

第二の特徴→名前が残る
農業に従事する人というのは、現代的で欧米チックなビジネス理論ではなく、昔ながらの慣習に基づき、数字第一ではなく、人を大切にしている人たちの集まりだと思う。

ねこみかん
ねこみかん
そもそもは、無償で土地を貸し出したいという人からお金をもらうというケースは考えづらいので、顧客として成り立つのかどうか難しいところではあったけど、本日の講義を受けてしっくるする答えが出た。

なぜ、しっくりこないかおさらいしておくと、特徴①のお金が入ってくる。その流れとしては、お借りした農地で作物を作り、それを販売して得たお金を還元するという形になる。

だけど、それだとターゲット顧客は、作物の買い手になるのではないかという事だった。思い返してみると、ターゲット顧客の設定時にも同じ事を質問すると

先生
先生
困った事を抱えていて、その悩みを解決したい対象は農家の人ですね。だからターゲットは農家の人で良いんじゃないですか。

という答えを頂いていたので、先に上げた二つの法則を当てはめ、進めていくことにした。

今回の班構成

お一人は、第一回から第三回まで参加されて、同じ班でディスカッションをしてくださっている男性。
そして、今回は私の班は二名だけなので、他の班の方と合体することになる。幸い、私の班に他の方が入ってくる形になったので、課題はそのまま引き継ぐ事になった。

全体的な流れ

本講義での基本的な流れは、ベンチャー型事業承継と言っても、事業承継だけにフォーカスしているわけではない。どちらかと言うとこういう流れ

  1. 人口減少カレンダーを元に、日本の将来の危機を知る
  2. 人の困りごとは、事業機会と言える
  3. 整合性ある事業戦略を考える

つまり、この流れには事業承継という事は含まれていない。仮想の事業を考えていき、その考えを自らのビジネスに生かしていくと言う流れだ。

先生
先生
事業戦略を綿密に練り込まないと、時間とお金をかけて、理論通りに失敗する。

このフレーズは毎回、拝聴することになる。

Where明確な長期目標としての到達場所
Whatどのような商品で、その市場を狙うか等
How競争優位性
Whyなぜ競争優位性をもたらすかのロジック

そして、この4つの要素について考える。前回でWhatの部分を考えていたわけだ、そして今日はHowとWhyに進んでいく。

本日の講義

まず、はじめにすることは新たに入ってお二方に班の、ビジネスを知ってもらう事。私なりに資料も用意していたので、こういう流れで、製品の特徴で躓いているところまで説明は出来た。

その上で、農家の方以外の顧客ターゲットまで触れると、難しくなるのでターゲットは農家の人でいきましょうという事になった。

そして、第一の特徴と第二の特徴を入れ替えて発表した。

ねこみかん
ねこみかん
第一の特徴は、自分の名前が残ることです。
先生
先生
もう少し具体的に言うとどういう事ですか?
ねこみかん
ねこみかん
例えば、農地を放棄せざるを得なかったAさんから農地をお借りしたとします。それでも生産物にはAさんの農地で採れた作物という付加価値を付けます。出来る限りAさんにも耕作に参加してもらったり、力仕事以外でノウハウなどを提供してもらいながら、いつまでもAさんのお名前が残る農地にします。
先生
先生
なるほど、その製品の特徴は、農家の方だけでなく、もう一方の顧客である消費者の方にもアピール出来るポイントになりますね。

先生の言葉の節に、もう一方の顧客というのがあった。この辺りからも、私が顧客設定で思案しているというのもなんとなく伝わっているのかなと感じた。

もう一つの特徴に関しては、農地でなくなれば固定資産税が高くなったり、元々生産している物が作れなくなり収入がなくなったり、治安や美観で問題になったりする、それが借地料がもらえるとなると興奮する特徴となる。という内容だ。

本来ならこういった内容を、市場の主要顧客を代表する個人をペルソナに設定してヒアリングする。

が今回はディスカッションあるためにそれは省略して次に進む。

業界からの視線で考える

足がかり市場における自社のポジショニング

これは、自社の特徴が他の似たような事業所と比べ、優位であるかということを考察する。
かなり難しい事だと思う。競合するサービスは通常無数にあり、一方の特徴では秀でていても、他方は劣っている事がほとんどであるからだ。

分かりやすく例えると、「他社より安い」場合は、何かコストを削るわけだから「機能が少ない」「サービスが省略されている」というのがほとんどだ。価格とサービスを比べてみて、「他社より安い」という理由で選ばれたら良いわけである。

反対に「価格が高くても、充実したサービスが良い」とう選択肢もある。

この場合「価格が安くて」「サービスも充実」という二軸での勝利が必要なのか?
という考え方もあるが、おそらくそういう感じではない。

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実際に競合数社のデータを調べる

まずは、現在海外にも認められる、農業ブランドの所得システムを開発した、愛媛県南予の農業法人をピックアップ。(記事にもしている)

愛媛県にある二つだけのワイナリーもピックアップ。
一つは、ウェブなどに特化しているわけではなく、高齢の方が運営している。
もう一つは、耕作放棄地を利用して、先進的なイメージのワイナリー。

また、農業派遣の会社や、耕作放棄地の再生をビジネスとしている県外の企業をピックアップした。

ふと思ったこと

私の思い込みであるが、農業派遣のお仕事となると、基本的には期間雇用となるのかなという印象がある。けれど、ハウス栽培等もあるし、いろんな作物を育てる農家に派遣することで通年雇用できる形態もかのかなと考えている。

比べてみると、名前が残るという点に関してはまず、他社にはない特性だと言える。

第二の特徴は、お金が入ってくるであるが、耕作放棄地を再生するビジネスは大きく二つの形態に分かれていて、一つは「耕作放棄地を無償でお借りして、自社の製品にする」パターンと「耕作放棄地を再生するためのマッチングや人材派遣。対価としては現物支給」などがあった。

分かりやすい、提示として「名前が残る」「借地料が入る」というのは新しいかもしれない。

ともあれ、時間的余裕から足がかり市場における自社のポジショニングは省略することとなる。

マクロレベルでの業界テスト

ここからが本来の第三回の講義となり

ミクロレベルでの市場テスト→マクロレベルでの市場テスト→マクロレベルでの業界テストという流れになる。

5フォース(ファイブ・フォース)分析

こちらの分析を用い、マクロレベルでの業界の収益性をチェックする。

他の班の発表も参考にさせてもらいながら、発見したことがある。顧客の選定という部分で、私は、消費者が顧客なのか、農家の方が顧客なのかというジレンマに陥っていたが、そういった点は割と多くのケースに見受けられるという事に気付いた。

一見、BtoCビジネスに見えても、改めて見てみるとBtoBではないかというケースがあった。

そして、私が考えている、「農家の方々」とはこのファイブフォース分析にあてはめてみると、「顧客」ではなく「売りて」だという事に気付いた。

売りて(供給業者)の脅威レベル

これに関して言えば、「無償でもいいから農地を耕作して欲しい」という困りごとを抱えている方々なので、脅威レベルは「低い」と言える。

 

買い手(顧客)の脅威レベル

大手に販売するのであれば、これは非常に強かで、脅威レベルは「高い」と言える。
しかし、個人商店など、ぴったりマッチする販売先が見つかった場合は、脅威レベルは「低い~中」と言える。
また、ピンポイントで見た場合「〇〇さんの野菜が欲しい」というケースでは、供給が需要に追いつかないという意見も散見される。
そのことから、こちらの脅威は全体的にも「低め」だと言える。

 

新規参入業者

まず、こういった人がいるのかという疑問点がある。
実際に、公的な機関から、耕作放棄地が公開されているくらいであること、また、土地を抑えてしまえば参入は出来ない事からもこれも「低い」と言える。

 

代替品・代替えサービス

「食物に代わる製品があるか?」例えば効率的に、宇宙食のようなものや、点滴のような物で人が満足する時代が、私が存命の間に来るとは思えない。

なので、「食品」自体に取って代わるサービスは考えづらい。

よって、こちらは「低い」とした。

 

業界内の競合企業

「農業」自体に限って言えば、昔ながらの非効率な農業は根強く残りながらも、効率を重視した利益率の高い処方を実践する他業種からの起業家は増えてきている。

私も、昔ながらの農業を杜襲しても仕方がないので、何か新しい手法を取り入れる必要がある。そういう意味では、競合企業は先進的な何かを取り入れている六時産業的な農家になるから

こちらの脅威は「中」とする。

全体的に脅威レベルが低い場合は、本当のブルーオーシャンであるかもしれないが、単に利益率が低く、人が参入しないという事も考えなければならない。

残念ながら、日本の農家は斜陽産業であり、その結果放棄されている土地も増えていることから、後者であるといえる。

そういう点から、ただ単に農作物を作るだけでは成功の道筋は見えない。人のため、国のためにというやりがいは産まれるかもしれないが・・・

やはり、もっと踏み込んだビジネスモデルの構築が必須であるようだ。

ねこみかん
ねこみかん
とはいえ、今回はあくまでも予行練習のようなものであるから、このまま先に進む。

ミクロレベルでの業界テスト

次にこのブリオ分析を用いて、自社の強み、弱みを分析する。

  1. 経済価値はあるか
  2. 稀少性はあるか
  3. 模倣困難であるか
  4. 組織はきちんとしてるか

簡単に言うと、この4つを検討する。

まず、①経済価値はあるか?

これに関しては、普通に考えるとクリアする。

 

②稀少性はあるか?

耕作放棄地を再生するだけの熱意があり、それだけの知識経験も持てば稀少性はあるといえる。
そもそも、人が放棄したときを活用したいと思う時点で稀少性があるかもしれない。

 

 ③模倣コストは大きいか

零細企業や、起業を目指す人がこれをクリアするのは困難だ。当然の事ながら大起業のような莫大な資本力はなく、出来る限り初期投資を抑えるのが基本だからだ。
では、知財や特殊な技術を所持することを目指さなければならない。

私が目指す耕作放棄地の再生に関して言えば、ローリスクを目指し、無償で貸し出される農地を活用するわけで、模倣コストはゼロに近い。

やはり、従来の農業から一線を画すアイディアが必要だ。

 

④組織体制は適切か

現状では、これに関しては検討のしようがないとも思えるが、敢えて言うならば農業の場合、自身や家族の労力という物もあてにしなければならない。(それを脱却する必要があるのだが)そういう観点では、ギリギリクリア出来ると判断した。

総合すると、そもそも経済価値があるか、それとも人助けなのか?という点で引っかるが、人のためにたちながらも経済的にも価値のある農業を検討し直さなけらばないない事は明白である。

講義は最終局面に移っていく

重要な起業プロセス=継続的に見直していく必要がある

最初に思いついたアイディアに固執するのは駄目で、徹底的に分析し、よリ適合した事業コンセプトを設定していかなければならない。

自分なりにまとめると

つまり、私は最初の農業を軸にして検討していた。結果、壁にぶち当たったりもしたけれど
「簡単に農業と言っていた事を見直さなければならない」事に気付いた。

ねこみかん
ねこみかん
とりあえず、農地をお借りして、作物を作ってみよう

という軽い考えだが、それだけでビジネスとしては成り立ちそうにはない。
単に、労働時間お給料に換えるという事は出来るかもしれないが、従来の農業をしていくのは自身にとって重荷になるかもしれない。

とはいえ、全くの無知である自分が農業に参入するのは、ハードルも高いので「最初から、農業を体験してみるために試験的に土地をお借りしたい」という気持ちで初めて見るのは良いかもしれない。

本当は「ワイナリーの建設」がメインで、「耕作放棄地を活用してぶどう作りをする」というのがサブ目的だったわけで、六時産業化する事は先進的でビジネス効率の良い農業を行う上で、必須だ。

正直なところ、従来の農家の方たちは、ウェブマーケティングや営業は苦手部門なんだと思う。言ってしまえば、生産者としての交渉力も弱いのかもしれない。農業といえば、誰もが思い浮かべる巨大組織に対して不満を持っている人も多いようだ。

いたずらに敵対することはないけれど、現在はまったく別ルートで作物を活かしている人は、高収入を得ているようである。

  1. 人の役に立つこと
  2. 収益性が高いこと
  3. 時間的余裕が持てること
  4. 初期投資が少ないこと

この4つをクリアする私なりの農業を検討してみよう。

 

 

 

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