コラム

【日本社会全体の子育てに対する不寛容】というのは本当か!?

この記事は!?

「プチ虐待の心理」という本を読んでの感想文を書いていたら、日本社会全体が子育てに不寛容となっていると言う文面を見つけました。
報道などでも当然のようにその様に言われ、私自身何も疑うことなく、子育て世代に不寛容な夜の中を盲信していました。

しかし、改めて振り返ってみると、実際にそうなのか!?と疑問に思いました。

感想文を書くに当たって、この部分だけでも長くなりましたので別途まとめました。

ちなみに、私自身は3人の未就学児の親でありますから、立場としては社会に不寛容にされているとされる側よりの意見になることを先にお断りしておきます。

日本社会全体の子育てに対する不寛容

プチ虐待のひとつである「厳しすぎるしつけ」の原因は、社会、つまり周囲の人の目にもあります。要は、子供が騒いでいたら周囲の人間に「親が悪い」「なぜ注意しないんだ」などと言われるから親も厳しいしつけになる。

少子化対策をと言いながら、子供の声に対する批判は親に向かいます。精神的に追い詰められた親が「ちゃんとしつけていますよ」とアピールするために子供を叱るのです。

感想

上記の部分では「子供の変化は親のプチ虐待が原因」と親が責をおう内容でしたが、今度は一転して、その原因は社会にあるとされ、矛盾しているようですが、鶏と卵のようなものでしょう。

僕は親の立場でやはり利己的に考えますから「親の責任」と言われるより「社会が子育てに不寛容」と言う主張の方が耳障りが良いです。

そういう色眼鏡があるとしても、現代言われている「社会が子育てに不寛容」と言う事はあると思います。婚姻率も激減し、子育てをしたことの無い人が増えれば、子供に不寛容な人々が増えるのは当然です。

まぁ、子育ての大変さは例えようのない苦労で、24時間365日、多大な時間、労力、お金、ストレスを要し育て上げるものです。はっきり言って、子育てをしない人生なんて楽その物です。仕事が終われば自分の時間なんて、天国でしかないです。
子育て世代には、仕事が終わってからが苦労です、もちろん休日なんてありません。

そんな愚痴は置いておいて・・・(笑)

「外で子供を怒るのは周囲に対する配慮」と言うのは事実あります。基本的にどこに居ても子供は騒ぎます。
「なぜ、子供を叱らないんだ」と言う声が聞こえてきそうな場面ではいつもこう思います「叱って子供が言うことを聞いたら苦労しないんだよ・・・」これは、全親御さんが思っているでしょう。

しかし「一応、叱っておくか・・・」と言った感じで「静かにしなさい!!」と言うわけです。

だいぶ以前ですが、こんな事がありました。子どもたちを連れてよく温泉に行くのですが、まぁいつも騒いで大変です。「キャッキャ、キャッキャ」と大声で騒いでいるので僕として全然気にはしませんが、周囲に配慮して「静かにしなさいよ、うるさいよ~」と言うと、3歳の娘がこう答えました「アタシ笑ってるだけだもん」と、あぁ、確かにそうだと思いました。

そう言われると、こんな事で怒る大人の事は気にしても仕方ないかと思い直し、そのまま遊ばせました。

そこで私はとても重要な事を考えました、子育てに不寛容な社会になったとイメージされているが、本当にそうなのか??と、一昔前は少年犯罪が増加したとか凶悪化したと言われ、世間は信じていましたが、実際はそうではありません。例を上げるとキリがありませんが、サブリミナル効果とか、二重人格とか、今ではでっち上げだったと分かりましたが、当時はみんな信じていました。

子育てに不寛容と言う根拠の無い事を親が信じることにより、被害妄想に陥ってはいないか!?と思います。特にSNS社会の現代では、特異なケース起こったときは拡散されます、当たり前ですがそれは珍しいから拡散されるのですが、拡散されることによってあたかもそれが多く起こっているように感じられます。

まぁ、確かにね、露骨に嫌な顔をして遠ざかっていく人もいますが・・・ほんと、極稀にです。多くの方は、多分そんなに気にしていないのです。もしかしたら、気にしているかもしれませんが、人の心は読めませんから「社会は子育てに不寛容」と言う刷り込まれたイメージから「あの人は内心怒っている」と連想する癖がなければそもそも、親も気にならなかったはずなのです。

思い返せば、私が子供連れで行動していて、好意的に話しかけられることはけっこうあります。「可愛いね~」とか「元気でいいな!」とか、時には親自身を「偉いなぁ」などと褒めてくれます。

反対に、なにか文句を言われたことは一度もありません。また、1人で行動している時に、話しかけられる事はありませんが、赤ちゃんなどは抱っこして立っているだけで話しかけられる事はあります。

そう考えますと、日本社会全体の子育てに対する不寛容と言うのが実は誤ったイメージで、それにより親は被害妄想に苦しんでいる。本当は、多くの方は子連れに寛容でまだまだ暖かい国民に囲まれているのじゃないかと思うのです。


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