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はじめに
農業の記事、なぜこのジャンルの記事を書くかと言うと、僕は現在農業にとても興味を持っている、愛媛の農業を若者の力でもっと盛り上げようという思いで、全くの素人ながらなんとか農業というビジネスに携われないかと考えている。
グローバルGAPとは!?
日本でも、生産者に所得を促すスーパーも増えてきているんだよ。
○管理点、適合基準は200項目以上
○費用は50万~100万円
○毎年更新が必要
ミヤモトオレンジガーデン
愛媛県八幡浜市の農業生産法人。
愛媛県西宇和地区の八幡浜に位置する。
主にみかんの生産販売を手がける。
経営学修士号を持つ宮本泰邦社長が、15年間のサラリーマン生活のあと、2014年より父親のあとを継ぐ形で、ミヤモトオレンジガーデンを設立。
15年に国内柑橘類で初めてグローバルGAP認証を所得した。
こだわりの「みかんの花」ブランドでネット販売や、海外への輸出も行っている。
画期的なGAP所得システムとは!?
2018年1月ごろから、愛媛県立南宇和高校、川之石高校など、農業に取り組む教育機関に試験的に無料提供し、同年5月にはGAP認証を所得。
その効果が認められ、農家や農業法人へのシステム販売を始める。
管理記録記入にかかる手間も1割以下に抑えたんだ。
宮本社長は、そういう思いでシステムを運営している。
農業に関心を持ったのは、ワインの本を読んでから。ただ、趣味としてワインを知りたくて、ワイナリーという存在を知り、ワイナリーの建設を考えた、だから最初に読んだ本はワイナリー建設の本。
二冊目に読んだのも同じ著者の本。このときは、農起業という事に強い関心をもっていたわけではない。ワイナリー作りのために、「耕作放棄地を利用して葡萄を作っている」という事を知った。
そこからしばらくは期間が空いて、この本を読んだ。この時点では、ベンチャー型事業承継セミナーでのディスカッションにて「耕作放棄地を活用した農業」に強く関心を示していた。
本書は、「観光農園型」の農起業成功事例である。偶然にもはすみふぁーむさんと同じく、「観光農園」型ばかりを最初に知ることになる。
この本は、アマゾン農起業本のベストセラーである。それも頷ける内容となっており、著者成功体験などはほとんどなく、非常に凡用性の高い、農業の型や、販売方法も広く網羅しどのように学習し起業していけばよいか分かりやすくまとまっている。
前書とは、また違い、何の作物をどうやって作り、どうやって売るか。それだけが示されていたとしたら、モデルとすることでそのままビジネスが出来る可能性もある。
しかしながら、著者は実家が農家でありながら、営業の経験を活かし、しかも「農業」や「起業」、「事業承継」にスポットが当たる20年以上前からの成功者であり、まさに先駆者と言える。
だか、自分にも真似出来るかというと難しい。
紆余曲折しながらも、だんだんと農起業に関する知識も増えてきたねこみかん、そろそろ、自信の進む道筋が少し見えてきた頃だ。
私は、いきなり人生や家族をかけた、ゼロからの「農起業」リスクは取りたくない。本業を維持しながら、「農起業」に取り組みたいのだ。
だが、大先輩方に言わせてみれば「そんなに甘くない」となるだろう。本書は、また独特で、言ってしまえば趣味の延長上から、ビックに成功したケースになる。
私が目指す農業の形が一段と鮮明になってきた。
七冊目の農業本
農起業に関する、一番普遍的で必要な情報が網羅されている本だと言える。
特殊な環境で成功した方の書籍も多いし、もちろんそれらも非常にためになるがまずはこの本を読んで農業の基本を覚えてからが一番しっくりくると思う。