農業

愛媛の農業活性化 GAP所得支援 農産物の安全認証

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はじめに

農業の記事、なぜこのジャンルの記事を書くかと言うと、僕は現在農業にとても興味を持っている、愛媛の農業を若者の力でもっと盛り上げようという思いで、全くの素人ながらなんとか農業というビジネスに携われないかと考えている。

グローバルGAPとは!?

ちびっこ
ちびっこ
GAPって、もしかして服のブランド??
先生
先生
グローバルGAPとは、食品安全や環境福祉などに配慮した農場を認証する国際基準で、欧州を中心に普及しているんだよ。
日本でも、生産者に所得を促すスーパーも増えてきているんだよ。
ねこみかん
ねこみかん
まさに、僕のような素人が参入するには目標とする指針になりますね!
先生
先生
うん、でも管理は煩雑で、委託しても年50万~から100万円の費用がかかるんだ。

○管理点、適合基準は200項目以上
○費用は50万~100万円
○毎年更新が必要

 

ちびさんた
ちびさんた
え(゚∀゚)そんなの無理だよね・・・もしかしたら、農業参入のハードルを上げる要因かもしれないね。
ちびっこ
ちびっこ
だけど、安全な食をお届けするためには必要なのかなぁ?
ねこみかん
ねこみかん
そうだね、例えば欧州では、敢えて農業に機械を取り入れないことがブランドになっているんだ。
先生
先生
うん、それを保証するために厳格な基準が定められている地域もあるんだよ!
ねこみかん
ねこみかん
今後も日本でも、農作物のブランド化は進むと僕は考えているから、必要な認証かな。
ちびさんた
ちびさんた
でも、お金がないよね・・・(T_T)
先生
先生
今回、それらの問題を解決する画期的なシステムを愛媛の会社が開発したんだよ!!

ミヤモトオレンジガーデン

ミヤモトオレンジガーデン

愛媛県八幡浜市の農業生産法人。
愛媛県西宇和地区の八幡浜に位置する。
主にみかんの生産販売を手がける。
経営学修士号を持つ宮本泰邦社長が、15年間のサラリーマン生活のあと、2014年より父親のあとを継ぐ形で、ミヤモトオレンジガーデンを設立。
15年に国内柑橘類で初めてグローバルGAP認証を所得した。

こだわりの「みかんの花」ブランドでネット販売や、海外への輸出も行っている。

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画期的なGAP所得システムとは!?

ちびさんた
ちびさんた
へぇ、ホームページもとっても綺麗だし、海外にも商品を輸出してるってすごいね!
ねこみかん
ねこみかん
だね!未来的な農業のビジネスモデルの参考になるよね。

MOG-GAPシステム

2018年1月ごろから、愛媛県立南宇和高校、川之石高校など、農業に取り組む教育機関に試験的に無料提供し、同年5月にはGAP認証を所得。
その効果が認められ、農家や農業法人へのシステム販売を始める。

先生
先生
費用は従来の50分の1以下の月額1万円。

管理記録記入にかかる手間も1割以下に抑えたんだ。

ちびっこ
ちびっこ
えっ!?素人目でみてもすごく画期的だよね??どうしてそんなことが出来るの?
先生
先生
スマホなどを使い、作業内容や作業時間、農薬・肥料の使用記録、機械整備記録などを入力して、項目によっては、重複する内容を集約したり引用したりして手間を省いたんだよ。
ねこみかん
ねこみかん
ペーパーレス化によって、一日数分で出来るんですね。若者の力で愛媛の農業を活性化させる、そんな考え方にもマッチしていますね。
先生
先生
すでに10数社から打診があり、5年後には3000件の契約を目指しているみたいだよ。
ちびっこ
ちびっこ
3000件って事は、この事業だけで月3000万円・・・!
ちびさんた
ちびさんた
利用者は、従来の50分の1の費用だから、みんなお得だね!
ねこみかん
ねこみかん
これはやはり、農業の新たなビジネス展開として、革新的な出来事かもしれない・・・とりあえず、僕が農業に携わる事になったときは申し込んでみようか・・・
GAPは敬遠する農家も多いが、食の安全の重要性は高まっている。農家の販路開拓や収益力強化のためにも、使い勝手のいいシステムを広めたい

宮本社長は、そういう思いでシステムを運営している。

農起業成功者を書籍でひたすら研究

農業に関心を持ったのは、ワインの本を読んでから。ただ、趣味としてワインを知りたくて、ワイナリーという存在を知り、ワイナリーの建設を考えた、だから最初に読んだ本はワイナリー建設の本。

二冊目に読んだのも同じ著者の本。このときは、農起業という事に強い関心をもっていたわけではない。ワイナリー作りのために、「耕作放棄地を利用して葡萄を作っている」という事を知った。

 

そこからしばらくは期間が空いて、この本を読んだ。この時点では、ベンチャー型事業承継セミナーでのディスカッションにて「耕作放棄地を活用した農業」に強く関心を示していた。
本書は、「観光農園型」の農起業成功事例である。偶然にもはすみふぁーむさんと同じく、「観光農園」型ばかりを最初に知ることになる。

この本は、アマゾン農起業本のベストセラーである。それも頷ける内容となっており、著者成功体験などはほとんどなく、非常に凡用性の高い、農業の型や、販売方法も広く網羅しどのように学習し起業していけばよいか分かりやすくまとまっている。

前書とは、また違い、何の作物をどうやって作り、どうやって売るか。それだけが示されていたとしたら、モデルとすることでそのままビジネスが出来る可能性もある。
しかしながら、著者は実家が農家でありながら、営業の経験を活かし、しかも「農業」や「起業」、「事業承継」にスポットが当たる20年以上前からの成功者であり、まさに先駆者と言える。
だか、自分にも真似出来るかというと難しい。

紆余曲折しながらも、だんだんと農起業に関する知識も増えてきたねこみかん、そろそろ、自信の進む道筋が少し見えてきた頃だ。
私は、いきなり人生や家族をかけた、ゼロからの「農起業」リスクは取りたくない。本業を維持しながら、「農起業」に取り組みたいのだ。
だが、大先輩方に言わせてみれば「そんなに甘くない」となるだろう。本書は、また独特で、言ってしまえば趣味の延長上から、ビックに成功したケースになる。
私が目指す農業の形が一段と鮮明になってきた。

 

七冊目の農業本
農起業に関する、一番普遍的で必要な情報が網羅されている本だと言える。
特殊な環境で成功した方の書籍も多いし、もちろんそれらも非常にためになるがまずはこの本を読んで農業の基本を覚えてからが一番しっくりくると思う。

農起業を考えた時にまず読むべき一冊
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