日記

愛媛県松山市で農業を始めよう~⑥~愛媛県立農業大学校の講座申込みに行く

全国には、42校の道府県立農業大学校と、5つの民間農業大学校がある。

そこでは、社会人になってからも通えるコースがある。脱サラして、就農を目指す人が通る定番コースである。

もちろん愛媛県にも農業大学校がある。

この様に、いくつかのコースに分かれている。

私は、どのような形で農業に携わるにしても最低限「農地を借り受けたら、農作物が作れる人間」にならなくてはいけないと考えている。

なので、農業大学校を訪れてみた。

愛媛県松山市下伊台町1553番地、松山だと、道後から平井の方に抜ける道中にある。
農業に関心がない頃は「へぇ、こんなに山奥に農業大学校があるんだ」くらいに思っていた。

急な坂道を上がって、敷地内に入っていくと、いきなり草刈りをしている型やトラクターが動いている、さらに登るとビニールハウス、そしてちょうど桜が満開のこの時期に綺麗にソメイヨシノも咲いていた。
少し涼しい地だからか、まだ満開ではないけれど、ぶどう棚のような場所もあり、まさに「農業」の地だ。
きっと、農業に興味を持たなければ来ることのない場所で、それらしき機械や人をみると、なんだか一歩一歩「農業」に近づいている気がしてきた。

そういえば、先日ソメイヨシノのゲノムが解明されたらしい。農業だけは、古き手法が残されるということはなく、いつかきっと、どこの誰が作っても、同じ味同じ形の作物が作られる時代が来るのかもしれない。
大手外食チェーンなどがレシピなどによって、そうしているように。いずれ効率化の波に呑まれ、農業も「特殊な技術や経験」がいらない世界になるのかもしれない。

いつもの事ながら、アポも何もなくいきなりの訪問だ。
今、メールはすでに廃れ、ラインで何もかもが済む時代。電話ですら敬遠される時代になったけれど、顔と顔を合わせて話す良さはなくならない。

言ってしまえばアナログだけど、私は人と対面することに拘っている。

校舎にはいると・・・まさに校舎らしい場所だった。最近でいうと、愛媛大学の校舎に入ったことがあるけど、こちらの校舎のほうが、木造で、なんだか少年自然の家を思い出すようなノスタルジックな雰囲気だった。

Contents

講座への申し込み方法

ホームページから、ダウンロードできる用紙は印刷して記入して持参していたのだけど、現地で新しい用紙を頂ける。
それを期限(今年度は4月16日まで)に郵送等で届けると申込み完了だ。

ただ、とても人気の講座らしく倍率はとても高いようである。基本的には書類選考になるみたいだ。

私はその場で記入して提出した。

ねこみかん
ねこみかん
あとは結果を待つだけだ。

申し込み用紙には詳しく書こう

選考がどう行われるのかは分からないが、「選考」とうくらいだから、抽選ではないのであろう。
だからといって、詳しく書くわけではないが、やはり教える側としては熱意がある人が良いだろう。

私はこの時、えひめ農林漁業振興機関に先に相談に行っておいて良かったと改めて思った。ある程度具体的なイメージが決まっていたほうが良いに決まっているから。

農起業当初の経済的不安を無くすため、本業を維持しながら出来る農起業を目指したい。
小さい面積で、離れた場所にあり、また地理的条件などの悪い耕作放棄地を活用していく方法を考えたい。
現在は、果樹の中でもレモンの栽培方法を学びたい。

等々を記入した。

選考に落ちたらどうする!?

その場合、来年を待つのか!?そして来年も落ちるかも!?
実は市が運営している農業研修所もある、時期的に間にあるならばそちらを検討するのも良い。とはいえ、両方申し込んで通った方というのは先方に迷惑だから良くない。
そういう場合は、再度就農相談などに行って、弟子入り先を紹介してもらうのもありだろう。

元々家庭菜園が趣味であった私は、今年はかなり真面目に家庭菜園に取り組んでいる。そのうち農業日誌を付けていきたいのだが、その中で学んでいくのもいいかもしれない。小さなお庭の独学でどれほどの事が学べるかは分からないけれどやらないよりはまし。

だって、「耕作放棄地にレモンを植えたい」って言った時に、レモンの実を収穫したことのない人と、一本でもレモンの木を育てているのとでは大きな違いだからね。
もし、苗を増やして2~3年生苗を何本も持っているとなると、きっと心強いいよね。

ビジネスはやっぱり楽しい

経営をしていると、とてつもなくしんどい時はある。いくら頑張っても資金繰りが楽になることはなく、「やったらやった分だけ報われる」というけれど、「やってもやっても報われない」時もある。
多くのビジネスが5年で9割が倒産するわけだから、本当は「やってもやっても報われない」ことの方が多い。

もちろん、農起業だって例外ではないんだよ。

でも、多くの経営者はサラリーマンになりたいとは思わない。

私だって今でも、新入社員よりもまっさらな状態で、あらたな「農業」に進もうとしている。全く知らない世界で、全く知らない場所にいって、全く知らない人たちと会話して。一歩一歩手探りで進んでいく。

少しずつ少しずつ形になっていくのはとても楽しい。


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