中東情勢

2019年10月トルコ軍がシリアに侵攻!トルコリラ円への影響は!?

はじめに
2019年 国際経済、国内経済、株価、リート、為替(FX)トルコリラの大まかな動き2019年8月22日 当月初旬より続く世界的株安の流れには一旦歯止めがかかったが、日本株の戻りは鈍い。 21日も日経平均株価は58円...

世界情勢などをまとめている上の記事で、先日のトルコ軍の攻撃を記事にしましたが、本件に別途ページを作成し、状況を追っていくようにしました。

 

2019年10月11日 トルコ シリア侵攻

ぎょっとするような情報です。スワップポイント投資の代表通貨「トルコリラ」。
イスタンブール共同によると、9日、トルコ国防省はシリアに越境し地上作戦を始めたと発表しました。

炎上する、シリア北東部のラス・アルアイン

攻撃対象は!?

米軍と連携して、過激派組織「イスラム国」掃討作戦の主軸を担ってきた、少数民族クルド人を攻撃しています。
シリア北部の要衝テルアビヤド近郊の複数の村を占拠し、181の施設に攻撃を加えたと発表しています。

市民8人と、「シリア民主軍」の戦闘員8人が死亡しました。

世界各国からの避難

トルコは米との関係を悪化させてロシアと近づいてきましたが、今回の攻撃への各国の意見はどうなっているでしょう。
フランス、サウジアラビア、エジプトなどは避難し。トランプ氏も作戦の不支持を表明シている。

ロシアのプーチン大統領も「慎重な判断を」とエルドアン大統領に呼びかけました。

なぜ、シリアを攻撃した!?

これだけ国際的に非難を受ける攻撃を、なぜ実行したのでしょうか!?
トルコはシリアのクルド人勢力を、自国の非合法武装組織クルド労働社党と同一視し敵と見ています。

しかし、現在のところまだ、真意は図りかねます。

為替への影響は!?

ヒロセ通商【LION FX】

矢印が2019年10月10日のトルコリラ円です。
それまで、他のスワポ通貨は価格維持の中、トルコリラだけが低下しておりました。
ねこみかんもトルコリラスワポ民ですから、ここ数日は損益がマイナスに転じていましたが、復活していました。どうしてこのような動きをしているのかは定かではありませんが、現状トルコリラ円は持ち直しています、安値と判断され資金が流入しているのかも知れませんね。

しばらくはトルコ情勢から目が離せません。

2019年10月13日 トルコ軍クルド人の戦闘員342人を殺害

まず、トルコ軍はシリアのクルド人勢力を攻撃の対象としています。
それにより、クルド人勢力の戦闘員342人を殺害し、シリアの難民は7万人に達しました。

アメリカ軍は、シリアから撤退

過激派組織「イスラム国」掃討のために協力していた米軍はシリア北部から撤退しました。

シリアのクルド人勢力は対「イスラム国」の有力勢力

そのためにクルド人勢力は、米軍からも武器の提供も受けていますが、トルコ軍との軍事力の差は歴然です。クルド人勢力が弱まることで「イスラム国」の活動が活発になる事も懸念されています。

米軍はなぜ、撤退した!?

実は、トルコがシリアに進行したから、米軍が撤退したのかと思っていましたが、米軍が撤退したしたことが侵攻のきっかけになったようです。

2019年11月4日追記
トランプ氏は10月6日にエルドアン大統領と電話会談し、トルコが計画していたクルド人勢力への作戦に米国が感知しないと伝えていました。

クルド人とは!?

人口は3000万人ほどいますが、国家がない民族です。日本にも2000人ほどが暮らしています。また、トルコでの政治的迫害を理由に日本政府に難民申請をしていますが、認められたことはありません。

シリアとイラクで「イスラム国」が広大な支配地を支配した際には、女性も多く交じるクルド人の部隊が、支配地コバニを奪回し「クルドのスターリングラード」と呼ばれ、大きな功績を残している。

国家を持たぬ彼らがここまでの死闘を勝ち抜く背景には、民族の悲願である国家樹立への想いがあります。

1945年 ソ連占領下のイランでクルド国家が独立、ソ連撤退で一年足らずで崩壊
1975年 イラクとイランの和解でイラクのクルド支援中止
1988年 イラクのフセイン政権が毒ガスでクルド人を虐殺
1991年 湾岸戦争でフセイン政権に武装蜂起するが、後ろ盾の米国の方針転換で報復を受ける
2011年 シリア内戦。米国は対イスラム国でクルド勢力と連携
現在 米国の黙認で今回の攻撃が起こる

という、大国に振り回されている悲劇の民族です。

 

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