第二回となる今回の授業、それなりに準備もして臨んだ!
とてもお得な事に、講師の忽那憲治さんの新刊書籍を頂いた!
ただ、感じたことは欠席者が多いということ。前回はほぼ満席だったけれど、今回は半数ほどが欠席だった。
もちろん、都合がつかないという事もあるだろう。だけど、申込みをしたからには極力いくべきで、ちょうど日程が空いていたら行くのではなくて、よほどの事情がない限り出席すべきだ。
半数が欠席というのは、残念だった。
最初、主催の方からのご挨拶があり
「前回は34名の参加者があり、とても盛り上がり、嬉しかったです」
というような内容のご挨拶を頂いた。
言ってしまえば、私達は参加料を支払っていないし、お客ではない。なのに、どうしてスタッフの皆様はこんなに親切なのか!!
そこには、綺麗事ではなくて、「ビジネスとは人の役に立てるか」という原理があると思う。
私もそうであったが、おそらくビジネスで最初に考えることは
なんなら、楽して稼ぎたいなんて思う人も多いかも知れない。
だけど、あるところでこんな事を思う。
そう、ビジネスを選ぶ時に、稼げるかという事と同時に「自分がそのビジネスをしたいか」ということを問うようになる。
そんな事を考えていると、結局は、全ての商業活動は、何らかの形で顧客に商品かサービスを提供するという当たり前の原理から、「人の役に立てば立つほど、結局は儲かる」という事に気付く。
当たり前だと感じるかも知れないが、学もない、若い頃にサボったつけを回収していっている庶民的な私にとっては「楽して稼ぎたい」から「人の役に立ちたい」へと考え方をシフトチェンジして、それが=であることに気付いた事が大きな発見だったのだ。
そして、こういったセミナーなどは一見して、なにの利益も得ていないように感じる。だけど、私達のように講義を受けている人が起業したり、ビジネスで成功することによって、直接的な利益は無いにしても、大きな意味で環境に良い変化をもたらすことで、返ってくるのだと思う。
Contents
まずは前回の復習
物事を深く記憶に残すためには、反復学習はとても効率的だ!
インプットだけでなく、アウトプットも含め、四回反復すると深い記憶として残る。だから、こうして私はブログにしているわけだ。
で、講師の忽那憲治さん自身が、3時間ほどの講義をどのようにまとめているかは、とても参考になる。
およそ、20分ほどにまとめてお話してくださった。
イノベーションの勉強をきちんとしておかないと、理論道理に失敗する。時間をかけ、お金をかけて失敗する事にならないように、ネガティブな情報をチャンスと捉えながら、大企業とも競合しないよう、デザイン思考、ビジネス思考を持ち、整合性のある事業戦略を立てる。
という事で、事業戦略の4つの要素
Where | 明確な長期目標としての到達場所 |
What | どのような商品で、その市場を狙うか等 |
How | 競争優位性 |
Why | なぜ競争優位性をもたらすかのロジック |
これらに基づいて、第一回では、Whereを考え、今回ではWhatを考える。
前回の課題として用意したモデル
こんな感じの考えにまとめ、あとはアドリブや班の人と相談しながら決めることにしていた。
本日の講義
まずは、前回の課題に関しての発表!!
その前に早速、班のメンバーから、こんなご指摘を頂いた。
と、確かに、私が用意した資料だと、あまりにも漠然としている。誰が顧客で、何が商品なのかが分からない。
パターンとしては以下の通りになる。
顧客 | 商品 |
①農家の高齢者 | 人材、労働力、耕地の再生 |
②家族連れなど、ファームに訪れる人 | 農業体験や、牛の乳搾り、自然との触れ合い |
③飲食店 | 地元の採れたて野菜 |
④野菜の一般使用者 | 直売か、スーパーなど |
私の事業計画では、今のところ、④は含まれていない。
②は、将来的な計画とする。
③も需要としては、有りうるし、実際に私がランチに行くときも、野菜の値上げでサラダ食べ放題を中止にしたとのお店も見かけたので、そのようなところをターゲットにするのも良い。
とはいえ、喫緊の課題と言えるのは①だという結論に達した。
なので、発表の場を借りて、先生に教えてもらうつもりで、こう発表した。
という事なので、高齢者の方々を顧客とすることにした。
ビジネスモデルのWhatの部分が決まったところで、次の段階。
Whyに進んでいく。
市場と業界の違い
簡単に言うと
「市場=買い手の集まり」
「業界=売り手の集まり」
よくありがちな間違いが、売りて主導で商品を設定してしまう事。
でも、実はそんな事はなくて、もともとはみんな決まった事をするなんてことはなくて、何でもしてもいいんだ。私は、まさに、本業という枠組みは完全に離れ、業種は問わないから新しいことをしたいので、こうして新たな学びの場に飛び込んでいる。
そのような、売り手の目線で考えても、独創的な発想にはならない。
という事なので、市場目線でビジネスを考える。
ミクロとマクロ
ミクロは小さい、マクロは全体であり、どちらかというとまずはミクロから考える。
まずは、自身が検討している事業がメインターゲットとする顧客を5W1Hで表す
先の私の資料では、分かりにくかったが、こうしてまとめて見ると、とてもスッキリしている!
顧客が興奮する製品、サービスを設定する
「その商品いいね!」と「購入する」には大きな隔たりがある。
というのは言われてみても、なお納得する事だ。
そこで、次には、顧客に向けた、興奮する特徴を考えていくことになる。
まずは、同じ班のメンバーの方が
と、とても的を射た答えを頂いた。
このように私は発表したわけだけど、ちょっと、主張がボヤケたというか、正に「提供する側目線」だった。
私達は、商品を提供するのではない。そして、対価としてお金を受け取るわけではない。
これが、根本的に分かりにくくなった、POINTである。例えば、エンドユーザーを野菜の消費者とすれば「とても安い」「とても美味しい」というPOINTでよくなる。
だから、そもそも農家の方をターゲットにするのを、見直そうかとも考えた。
ビジネスの設定を見直すのかどうか
例えば、野菜自体を売り物として、考えるのも一計。
では、ワイナリーにどのような製品特徴を持たせるか!?
第一に、健康に良いということだ
このように、医師が薦める健康法にもワインの良さは書いてある。
簡単に言うと、
日本人の中でも毎日呑む人が多い、ビールに比べても圧倒的に糖分が少ない。
このように、最近の医学界で定着しているのが「糖分=悪」だと言うこと、肉や油はいくらとっても太らないらしい。
そして、ポリフェノールが身体に非常に良いとの統計結果も出ている。
また、大酒呑みは別として、全くお酒を呑まない人よりは適量嗜む人の方が長寿という統計も出ている。
これらによって、第一の特徴は達成される。
第二の特徴は、「安いこと」。
これは、もっと計画を練らないと分からないが、そもそも
などという印象がある。
ちなみに、私はお酒はほとんどワインしか呑まないので、ワインに詳しいとか思われがちだけど、実際
そのためには、耕作放棄地の活用や、工場も廃業した工場の活用、機械は中古、もしくは類似の機械を発注。これらは実際に行われいる事例であるから、現実的に模倣出来る。
だけど、第一回のディスカッションでも、私はワイナリーの話をしたが、結局農業にしたのは、始めて有ったメンバーと短時間で話し合いをすることや、地方創生の課題としては農業の活性化の方が分かりやすいから「農業」を主役にしたんだ・・・。
そこが裏目に出た。
初志貫徹「農業」を主役にする。
実際であれば、同じメンバーでもっと話し合いの機会も持てるし「あくまでも練習」である、この場では、メンバーの皆さまに時間的負担をかけるわけにもいかないし、モチベーションも未知数である。
そして何より
いよいよ明後日に迫った、最後のセミナーの課題
前回で最大に躓いた商品の特徴。
これに関して、考えるにもうすこし分かりやすいサービスに置き換えるというのも検討したし、もしかすると耕作放棄地の再生という課題では、他社との圧倒的優位性を示すことが出来ないのではないかという思うが募っている。
そこで、資料を見直してみることにした。
まず、このアトリビュートマトリックスとはどういうものか。
アトリビュートマトリックスの、表を縦軸に直してみると
興奮する(最良) |
---|
競合製品より優れている |
あって当たり前 |
おまけなら欲しい |
だから何なの |
我慢できる |
文句を言いたい |
何だこれは |
こう言う感じの表の一番上を目指さなければならない。
興奮する(最良) | 農地が発展して、お金が入ってくる。 |
---|---|
競合製品より優れている | 農地が発展して、今までより作物が入ってくる。 |
あって当たり前 | 農地が発展し、無料。(作物有り) |
おまけなら欲しい | 農地が維持され、無料。(作物有り) |
だから何なの | 農地が維持され、有料。(作物有り) |
我慢できる | 無償提供しながら、現状維持。(作物無し) |
文句を言いたい | 無償提供しながら、農地が衰退している。 |
何だこれは | 無償提供しながら、農地が放置される。 |
設定している顧客とは
- 農地という財産を持っている
- 高齢等の理由で放棄せざるを得ない
- 農地が荒れるのは嫌
- 農地でなくなると固定資産税が高くなる
だいたいこのような状況、そこに私が、耕作放棄地を借り受ける代わりに提供する最低限が耕作放棄地の再生である。
彼らからすると、無償であっても様々な問題が解決されるのなら良いわけだ。しかし、私がそれをビジネスとするならば、農家の方から料金を頂かなければならない。
残念ながら、農家の方々がお金を払ってまで、耕作放棄地の再生を依頼するかと言うと、そうは思わない。
あくまでも、耕作放棄地を再生し得た作物で利益を得るというのがビジネスモデルであるから、やはり顧客は「作物を購入する消費者ではないのか?」という堂々巡りに陥る。
これを解決する一つの案が、私が作った作物を、農家の方に買い取って頂くという事だ。
しかし、それではあまりにもこじつけ感がある。もっとシンプルに考えて
そうすれば、まずはビジネスのモデルとしては「耕作放棄地を借りる」という事が目的となる。それだと、すでに無償で耕作放棄地を維持して欲しい人はいる訳だから・・・やはりその先の作物を買ってもらう人をターゲットに見直したほうが良いのかもしれない。
まぁ、それがマクロな考えなのかもしれないので、初志貫徹してみよう。
第一の特徴は「お金が入ってくる」にしよう。
第二の特徴は「交流」
読書台・書見台
読書をしながら、両手が空くのはとても便利です。特に感想文を書く人にとっては必須です。このツールなしだとページが勝手に閉じるし重りを置くと見ずらいので、読書台があれば効率は格段にアップします。
ココフセン 便利なふせん
読み返したり、必要な部分をすぐに見つけるために必須アイテムです。
【ココフセン】の良いところは、シールが付いていて本の裏表紙に貼り付けておけます。
いつでもデスクに座ってPCを開けて読書が出来るわけではありませんよね、移動中やちょっと時間が開いたときには付箋をぺたぺたしておくと便利です。
コンパック A4文書を二つ折りにしてバックにいれて持ち歩く
大きなビジネスバックを持ち歩いているうちは良いですが、働き方の違いから、A4が入らないサイズの小さいバッグを持ち歩く事もありますよね。
A4紙を折りたたんでいると、割と開くのが手間だったり・・・
コンパックならA4を半分に折りたたんで持ち歩ける上に開くと一覧で見ることも出来ます。