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コインランドリーの実働まで二年間の充電期間を経る。
二年間でコインランドリーは激増!
2016年当時から、コインランドリー経営を考えていた私は、結局なにも出来ないまま二年間の時を過ごしてしまった。
みるみるうちにコインランドリーは増えていくのを、指をくわえて見ているしかなかった自分。
当時、他のコインランドリー店舗にお客様が入っているのをみて
月60万円の店舗スペック
店舗面積 | 30坪 |
洗濯機 | 6台 |
乾燥機 | 10台 |
かなり大型な店舗構成。
ちなみに私のお店のスペックが
店舗面積 | 23坪(3分の1程がバックスペース) |
洗濯機 | 3台 |
乾燥機 | 1台で上下2台なので計6台 |
大型乾燥機 | 2台 |
洗濯乾燥機 | 1台 |
と、コインランドリーとしては、中小規模になる。
とにかく私は、今知っているような現実は知ってるつもりで知らず、羨ましいなぁなんて見ていた。
コインランドリー経営としてすること!
多くのビジネスと共通するが
- 自己資金の用意
- 融資の打診
- 店舗探し
- 仕入先(フランチャイズ)を選ぶ
おもにこれらを、同時進行することになる。
自己資金の用意
500万のモデル
前回の記事でも触れたが、自己資金は500万が推奨されている。
でも、コインランドリーとはそもそもそんなに儲からない。これは否定的な意見ではなくて、そういう事業なのだ。
一年間は赤字と仮定すし、計算してみよう。
オープン~12ヶ月目 | 月平均収支-15万円 | 年間収支-180万円 |
2年目 | 月平均収支0円 | 合計収支-180万円 |
3年目 | 月平均収支+5万円 | 合計収支-60万円 |
実際、コインランドリー新規オープン当初は、月々の収支が-20万というのは現実的な話である。(私が実際そうであるし、投資家の方の記事も見かける)
先月、コインランドリーの売上が一番良いと言われる12月、私の店舗の売上は30万弱まで伸びたが、もちろんそれでも数万円の赤字。
そして、だいたいコインランドリーは3年で近所の方に認知され、その売上を継続するのが基本だ。
そうなると、先の試算にさらに60ヶ月が上乗せされる。そうなると、投資というより苦行だ。
200万のモデル
これだと、500万の計算より早く、5年2ヶ月で回収できる。それだと、投資としてはぎりぎり成り立つのかな。
だが、実は効果はそれだけではない。
これは間違いないですよね??
回収に5年かかるとして、その時に2店舗目じゃ、あまりにスピード感に欠ける。
という事だ。
もしくは800万は置いておいて、1~2年様子を見て、コインランドリーを他店舗展開するか考えたほうが良い。
1000万投入しないと借入出来ないのであればコインランドリーに手を出さないほうが良い。
融資先をどうするか!?
銀行
公庫
このどちらかから借入するのが一般的だ。
私も当然、両方に当たってみた。
銀行
アパートローンを受けているし、お付き合いで色々カードを作ったり、安価な金融商品も購入したりしているから、私の本命はこっちだった。
2018年は、スルガ銀行の問題や、金融庁の方針で
ということだったので、ならばコインランドリーでと、打診してみたが。
結果は、見送られた。
本来ならば、まだ画策する余地はあったのだが・・・公庫の方の結果が出た。
日本政策金融公庫
結論からいうと、コインランドリー投資の融資先としては、こちらがお勧めだ。
融資額条件や、融資の可否の基準の違いから敬遠する人もいるが
公庫は、人にお金を貸す機関だ。
銀行ならば
というのは落第で、失敗しない事業に貸し出す。
公庫は
というような方針だ。
私は、200万の自己資金、と言ってもこれは口座に入っていたり、所在を証明したわけではない。
実は、二年前に、アパートを購入した時に、公庫でも「安価な区分マンション」を購入するために融資を受けていた。
また、投資信託もしている。
実際にある資金は100万円以下
この時点で、投資信託の残高証明書60万円ほどと、口座に入っているのは40万円ほど。
自己申告した自己資金の半分ほどしか証明出来ていない。
当然、その質問は受けた。
これは本当の事だった。
「コインランドリー開業は融資ありき」
なので、融資が決まるまでは、資金の移動を(足りない分は、親族借入・・・)したくなかったのが事実だ。
これは本当のようで
- 少額ではあるが、借入てきちんと返済していた
- コツコツと貯めていた
この二点はとても良かったと思う。
前回に比べて、今回はまさに驚くほどスムーズに手続きは進んだ。
融資の結果
もうコインランドリーをオープンしているから答えは出ているわけだけど
自己資金 | 200万 |
---|---|
融資額 | 1300万 |
この融資は、受けられることとなった。
では、次回は仕入先選びと、店舗探しに進んでいこう。
実際には、これらはすべて同時進行しているわけだ。
電力はエルピオ電気で節約しましょう!
コインランドリー経営にシビアな経費の削減は必要です。数万円越えの電気代の節約は大きいです。
広告費などをかけないので、知名度は低いですが、価格コム上位常連のエルピオ電気で節約しましょう。