今朝、楽待から、ウェブ上で毎日届く楽待新聞の記事が目に止まりました。
『いくら儲かる? コインランドリーの1日に密着!
楽待スタッフが現場に潜入! あなたの周りの「○○投資」』
楽待新聞とは、投資用不動産のポータルサイトで、健美家と並ぶ、国内の大手ポータルサイトです。
私が不動産投資を始めた4年前は、愛媛の情報といえば健美家の方が優秀で、楽待はあまり愛媛の物件は無かった記憶があります。
でも、現在は楽待もとても充実しているようです。
『不動産投資家』とは、当然『投資家』ですから、人それぞれ様々な事に投資しています。
その中でも不動産投資の特徴は不労所得ビジネスであることですね。
『コインランドリー』も系統としては不労所得に近いですから、不動産投資家でコインランドリー経営に挑戦される方も多いようです。
私もその中のひとりですね。
Contents
コインランドリー経営は甘くない
上の記事にて、コインランドリー経営がいかに厳しいかを紹介しました。
コインランドリーもここ数年で爆発的に広がりました。コンビニだって、ものすごい陣取り合戦の後、なんと同じフランチャイズのコンビニが真横に建つというような、戦争になりました。
ただ、コンビニの場合は、人件費を大きく削れますから、オーナーや家族が夜勤を埋めるなどして収支の改善も可能でした。
コインランドリーは、さほど削れる経費が無く・・・
私の店舗の経費が毎月約43万円、売上が25万円。
毎月18万円の赤字と最初に発生した不慮の出費が、厳しくのしかかっています。
なぜ、爆発的に増えて未だに参入し続けるのか?
それはひとえにフランチャイズや機械メーカーの功罪ですね。
これに関しては、ビジネスとはそういうものですから、上の記事にも書いていますが、私はコインランドリーのフランチャイズ元などを否定しているつもりは一切ありません。
経営とは、全て自己責任ですから。
『フランチャイズ元の資料はあてにならない』というのは当然ですが、シミレーションによると、毎月の平均売上が60万円、初年度から200万円を越える黒字、年利は40%、潜在的な顧客はまだまだいる等々の宣伝がなされています。
蓋を開けてみると、売上は10万円台から始まり、毎月の赤字額は20万円ほどというのがベースでしょうか・・・更に、近隣に競合店がオープンなんてことはザラです。
私も、オープンから一年経っていませんが、すでに近隣に新規オープン店が2店舗出来ました。
テナントオーナーの場合
これが
こちらの記事のケースになります。
簡単にまとめると
初期資金 600万
洗濯機4台
乾燥機8台
靴用洗濯機
リース料が計13万円
このとき集計した売上金が4日で4万8500円で
『いつもと同じくらい』だそうです。
月に換算するすると、毎月の売上36万円ほどですが
実質は平均すると40万~45万ほど。
経費が毎月30万ほどなので、10万程度の黒字となるようです。
Uさんのお店の支出一覧(月額) | |||
洗剤代 | 2.5~3万円 | 人件費 | 3約万円 |
ガス代 | 約6万円 | コール センター代 | 約1万円 |
水道代 | 約3万円 | リース料 | 約13万円 |
電気代 | 3~4万円 | 月額合計 | 約31~33万円 |
そして、現在でオープンして5年目だそうです。
という事は、当初はどれほど厳しかったのかがすぐに分かりますね。
家賃の負担は、厳しい
Uさんの場合は、家賃がかかりません。
それでいて、このラインですから、テナントを借りて経営の場合、どれほど厳しいでしょうか・・・
仮に家賃が10万円だとしても収支はとんとんです・・・
でも、きっとこれがコインランドリー経営の実情だと思います。
自身の店舗と比較すると!?
経費は、家賃の15万を差し引くと、ほぼ同じであることが分かります。
私の試算では、経営改善が成功して(自分で清掃等してコストカット)売上が40万を越えて初めて収支がトントン、それまではずっと赤字。
トントンになっても、清掃等があるので不労所得とは程遠い。という状態。
仮に家賃がなければ、今でもトントンです。
そういって状況で、視察を兼ねて近隣のコインランドリーにも行きますが、正直当店に比べてどこもそんなに売上が良いとは思えません。
群雄割拠のコインランドリー戦国時代、今まではコインランドリーのポジティブな面ばかりにスポットが当たっていたものが、これからはどんどんネガティブな情報も溢れてくるでしょう。そうすると、参入の過熱は一段落していきます。
その中で、既存店舗の我慢比べです・・・毎月20万円の赤字にどれほど耐えられるか・・・
実際に廃業する店舗が増えてくれば、新規参入はさらに減ってきますから。
やはり今はコインランドリーの正念場と言えます。
電力はエルピオ電気で節約しましょう!
コインランドリー経営にシビアな経費の削減は必要です。数万円越えの電気代の節約は大きいです。
広告費などをかけないので、知名度は低いですが、価格コム上位常連のエルピオ電気で節約しましょう。