その他

先日、我が子達もヒヤリハットでした。痛々しい事故は繰り返されます。池袋・車暴走母子死亡事故。

この記事は!?

先日、私の息子たちがヒヤリハットに遭遇しました。
妻いわく、保育園の送り迎え時にどこかの高齢男性の車がガードレールに突っ込んだのです。
他の高齢者が「あー!!あー!!ぶつかる!!!」と叫ぶ中、無残にもガードレールに突っ込みました。
それは、単なる物損事故ですが、もしほんの少しズレていたら、子どもたちが巻き込まれていました。

ヒヤリハットと申しましたが、ヒヤリハットの法則はご存知でしょうか?

1件の重大事故の影には、300件ものヒヤリハットが隠されているという意味です。

交通事故に例を上げてみると、一時停止ミスをしたからと言って、必ず事故をする事はありません。その他の軽微なミスだって、ちょっと脇見をしていて、急ブレーキを踏んだ経験はどなたにでもあるでしょう、だからと言って事故をするわけではありません。

人の事故を確率化するのは、倫理上どうなのかは分かりませんが、今の確率統計の科学なら、脇見運転をした時の事故の確率や、ハンドル操作をミスした時の事故の確率を求めることも出来るでしょう。
車線をはみ出しても、対象者がいなければ事故にはならず、それはヒヤリハットとなります、なので本当に事故とは一歩間違えば大きな事故となるということなのです。

技術も高く、慎重に運転する人でも不運にも事故をする人もいれば、運転の荒い人でも一生のうちに事故をしない人もいます。

つまり、交通事故とは実に理不尽で不合理な出来事なのですね。

そういう性質もありますから、交通事故では人を死なせてしまっても業務上過失致死傷罪などが適用され、比較的軽微な罪となります。

しかし近年では、危険運転致死傷罪も適用され、厳罰も課される可能性もあります。

では、池袋・車暴走事件はどのような結末を迎えるのでしょうか?

という事をまとめた記事になります。

絵などの挿入はふさわしくないと判断し、文字のみの長い文章で構成されておりますが、未来の被害者をなくすための気持ちを綴っております。

Contents

最強に理不尽な事故の例

交通事故では、無条件に人対車の場合、車が加害者となります。歩行者は、交通弱者として守られている立場ですからね。

しかし、加害者である車が最強に可愛そうな例があります。

中国自動車道女子中学生手錠放置事件という事件がありました。
※内容は非常に、ショッキングで暗い事件なので、閲覧はしないほうが良いです。

交通事故としての概要だけまとめますと、トラックが高速道路を走行中に、急に前の車から放り出された女性を轢いてしまいました。
女性を車から放り出した男性は、直接死には関連していないので他の悪質な罪を合わせても、懲役6年の実刑判決でした。模範囚なら5年以内に出所します。

哀れなのは、後続のトラック運転手です。夜間に、高速道路上に放り出された人を回避するのは不可能だと思いますし、まさか人だとは夢にも思わないでしょう・・・けれど、ひき逃げの、しかも致死事件の加害者となり、聴取中に自死されました。

どう考えてもおかしな司法判断ですが

司法と国民感情には大きなずれがあります

法律も、理不尽です。

池袋・車暴走事件の概要

基本的な概要

東京・池袋で4月、乗用車が暴走し母子が死亡した事故で、警視庁は12日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで、運転していた旧通産省工業技術院の元院長(88)を書類送検した。起訴を求める「厳重処分」の意見を付けた。約7カ月に及ぶ捜査で車の機能に異常はなく、アクセルとブレーキの踏み間違えが事故原因と断定した。

高齢者の自主的な運転免許返納が急増するなど社会問題化した事故は節目を迎えた。今後は東京地検が起訴に向けた詰めの捜査を続ける。

警視庁によると、車は事故現場から約200メートル前の左カーブで前方の車をよけようと車線変更を繰り返しながら加速し始め、時速90キロ台後半で母子をはねた横断歩道に突っ込んだ。警視庁はドライブレコーダーの解析などからアクセルを踏み続けていたと断定。車に搭載されていた操作状況を自動記録する「イベントデータレコーダー」(EDR)も調べた。

警視庁は認否を明らかにしていないが、捜査関係者によると、これまでの事情聴取に、当初は「ブレーキが利かなかった」と話し、その後「パニック状態になりブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性もある」などと説明している。

事故の背景として、片脚の具合が悪い上に、手足の震えや筋肉のこわばりが起きる「パーキンソン症候群」に罹患していた疑いがあったことも判明。医師から「運転は許可できない」と伝えられていた。

書類送検容疑は4月19日昼、赤信号を無視して横断歩道に突っ込み、自転車に乗っていたM・Nさん(31)と長女Rちゃん(3)を死亡させたほか、同乗の妻も含め、2歳から90代の男女9人に重軽傷を負わせた疑い。

M・Nさんの夫は記者会見などで妻子の写真を公開して事故の悲惨さを訴え、再発防止を呼び掛けてきた。9月には飯塚元院長への厳罰を求める約39万人分の署名を東京地検に提出している。書類送検を受けて12日午後、改めて会見する予定。

都内では運転免許の自主返納が増え、事故翌日の4月20日から半年間で昨年同期比約1・8倍の3万6986人となった。今年の返納者は10月末までで5万3690人に上り、既に1年間の過去最多を更新。うち約8割は70歳以上という。

愛媛新聞オンラインより引用抜粋

要点まとめ

この記事では、一番基本的な情報がまとめられています。
主観的、客観的な意見はなく、事実関係だけを知ることが出来ます。

被害者遺族の気持ち

東京・池袋でM・Nさん(31)と長女Rちゃん(3)が死亡した事故で、M・Nさんの夫(33)が12日、都内で記者会見し、旧通産省工業技術院の元院長(88)の書類送検を受け、「やっとスタートラインに立った。(元院長は)2人の死に向き合ってほしい」と語気を強めた。

事故から12日までの約7カ月間は「苦しみや悲しさと向き合い、葛藤し続ける日々だった」と振り返った。2人には書類送検について特に報告しておらず「いつも通り『愛している』『ありがとう』と伝えた」という。

今後は「当然起訴されると思っている」「否認しているとしたら裁判の場で明らかになる」と話し、被害者参加制度で裁判に参加する意思も示した。「2人や社会のためにも軽い罪で終わらないようにできることをやり、少しでも交通事故が減るように活動していく」と決意を語った。

高齢ドライバーの運転は「東京や地方で事情が違う」とした上で「家族で話し合ったり、技術的な改善を進めたりしてほしい」と願った。

夫は事故直後から、写真を公開して2人への思いや再発防止を訴え、9月には飯塚元院長に厳罰を求める署名約39万人分を東京地検に提出。「いろいろな人に支えられてここまで来られた」と感謝を述べた。

会見には弁護士らと出席。終始落ち着いた様子で淡々と答えていた。終了後には思いがあふれたように両手で顔を覆いうつむく場面もあった。

愛媛新聞オンラインより抜粋

要点まとめ

次に被害者目線での、情報になります。

被害者のご遺族は「軽い罪では終わらせない」と申しております。

これらの事実関係ですと、高齢男性がわざとでなない過失により事故を起こし、その結果、被害者の命を奪ってしまった事件です。

そして、司法はその事実だけを判断しているのが現実です。

司法と国民感情には大きなずれがあります

なぜ、逮捕がなかった!?

ヤフーニュースに、今回の被告人がどうして逮捕されなかったかと言うことが言及されている。
本文は長いので、超簡潔にまとめると

「旧通産省工業技術院の元院長」「瑞宝重光章を受章」といった華やかなキャリアを踏まえ、一般の人が「上級国民」だから逮捕されなかったに違いないといった不信感を抱くのも当然と言える。

との一文が示すように、ネット上では、逮捕されなかった事が特別扱いだと騒がれていました。

これに関しては、一般人のリテラシーにも問題もあるとしていますが、まさにそのとおりで
日本人は「逮捕=犯罪者」というのが通念です。そして、容疑者などという言葉は存在せず「被疑者→被告人→受刑者」という流れもあまり知られておりません。

交通事故の加害者は、「わざとでなない」という根本的な概念から、想像以上に刑罰も軽いのです、刑務所も交通刑務所という緩い刑務所ですし、飲酒運転で事故を起こし、それが二回目であろうと逮捕はされません。
だから、過失運転致死の場合も逮捕はされないのが通例なのです。

つまり、逮捕されなかったことも司法にとっては当然の判断で、今回の被告人を特別視しているわけでは無いのですね。ともあれ、国民感情と司法の判断が一致しないのも現実です。

司法と国民感情には大きなずれがあります

ちなみに、裁判員裁判では一般的な裁判より量刑が重くなるケースが多いです。

それでも、これだけ国民の関心が集まっているわけは「わざとではない」と言っても、現在は危険運転致死傷罪が成立しましたので、「交通事故であっても、わざとではないと言えない」悪質な案件は、重罰が適用されるからです。

今回の元院長は、危険運転ではないのか!?という疑問の声が数多く上がっています。

その署名が40万筆ほど集まっておりますから、国民感情は「この事故はわざとではないとは言えない」と訴えております。

交通事故の危険性

厚生労働省の労働災害統計によりますと、建築業に従事している方の事故確率は非常に高く、数年前はもっと突出しておりました、安全を優先する現場への取り組みが功を奏し、現在はかなり改善しています。
とはいえ、建築業に従事していない方に限定すると、仕事中に死亡することはあまり無いのです。それは、業務を振り返ると分かりますね、高所で作業したり、重機が行き来する現場と室内でPCを操作しているのがどちらが安全かは一目瞭然です。

そう考えますと、建築業に従事していない方は交通事故に気をつけると、自身の生存率は飛躍的にアップさせることが出来ます。

スピードを出しすぎないことはとても有効

警視庁の車両の走行速度と交通事故の関係によりますと、規制速度を超過した場合の事故致死率は、規制速度を守っている場合の15倍となります。

また、産経WESTに掲載された和歌山県警のデータによりますと、「時速30キロの車に歩行者がはねられた際の致死率は10%で、時速50キロだと80%以上」と具体的にデータを明示。速度超過による事故は、制限速度内での事故に比べて「死亡事故になる確率が約15倍にはね上がる」とあります。

免許センターなどで、一度は聞いたことがあると思います。

安全運転は幸せな人生のために大事

以上の理由から、私の中で、自分の人生を脅かす最高のリスクとして、運転には非常に気を付けています。遅刻することなんかより、事故のほうが遥かに怖いです。

高速道路に乗っても、自分が無事に家に帰って家族に会えることを最優先して運転します。

また、加害者になる可能性も考えます。
歩行者分離されていない一般的な道路で、歩行者や時には広がっている自転車などがいても、基本的には追い越しません。ゆっくりを後ろを付いていくので、時々変な目で見られますが笑・・・

ときどき、住宅道路をけっこうなスピードで走る車もいますが、論外です。

他に自分の生命を脅かすもの

そのように、自身や家族の生命を脅かすものには目を光らせている私なので、もちろん交通事故意外も気にかけています。
厚生労働省のデータによりますと、15歳から40歳までの死因第一位は「自殺」となっています。
しかも、ぶっちぎりです。
年間の自殺者数と交通事故者数を比較しますと、以前は3万人と1万人で、3倍ほどでした。
交通事故に関しては、警察が力を入れていることと、車の安全性能が飛躍的に向上したことにより、2018年の交通事故者数は3,532人まで改善しましたが、年間自殺者数は未だに2万人を越えていますので、自殺のリスクは非常に高いのです。

昨今、動画ツールの発達により、リアルタイム配信で自殺動画を閲覧するショッキングな出来事も増えていますが、実際のデータによっても、交通事故事故死を見かけるよりは、自殺者を見かける方が確率は飛躍的に高いのですね。

幸せな家庭を築くためには、家族のメンタルを良好に保つことが非常に重要です。

ともあれ、そのように交通事故に細心の注意を払う私からみて、今回の池袋暴走は、過失なのでしょうか?危険運転なのでしょうか?

司法が裁くことの出来ない事件の真相

@niftyBSテレ東によりますと。

  • 「予約していたフレンチに遅れそうだった」から飛ばした。
  • 両膝に関節症を患っていて かかりつけの医者から運転を控えるように注意されていた。
  • 制限速度の時速50キロを超えるスピードでカーブに進入。
  • 赤信号を無視して歩行者に突っ込む。
  • 前方のバイクや車を追い越すため、 車線を3回も変更する蛇行運転をしていたことも新たに分かりました。
  • あまりにも衝撃的な会見に、フェイクニュースが疑われた。
超訳

医師から運転を止めるように言われていたのにも関わらず、ランチに遅れそうだから暴走運転を繰り返し、赤信号を無視し、母子を死亡させ他10人ほどに重軽傷を追わせた。

これに関し、百田尚樹さんは

百田尚樹
百田尚樹
人として終わってる

とコメントを残しています。

SNSは世界を変え続けている

いかかでしょうか?
司法の判断と、国民感情のズレで済まして良い問題でしょうか。
司法は、誰のための司法なのでしょうか。

今、SNSが発展してことにより、実に多くの事柄に庶民の意見が反映されています。以前はマスコミの情報が主流でしたが、現在は、毎日のように庶民のバズった投稿をマスコミが追っています。

SNSは諸刃の剣で、これがきっかけで巨悪が行われることもあり、冤罪もあります。だけど、繰り返すことでみんなのSNSリテラシーは上がり、その精度も効果も増しています。

では、実際にどのように変われば良いのでしょうか?

自動ブレーキの義務化

著名人でさえあまり口には出しませんが、国民の皆様も思っているでしょう?
この事件や、津市の保育園の事故・・・(私はこの事件は涙なくしては見られませんでした)それらは、自動運転で回避出来た可能性は非常に高いです

ヒヤリハットの法則からすると、こういったケースは超絶可能性に満ちあふれています。でも、高齢者(一概には言えませんが、多くの理不尽な被害者のためには致し方ない対象です)には、自動運転付きに車しか運転出来ない法整備をなぜ迅速に進めないのでしょうか。

消費税増税や、騙し騙しのキャッシュバック、パフォーマンスでしかないプレミアム商品券、なんなら桜を見る会なんてしてる暇があったら、もっと真剣にこっちを考えてほしいです。

選挙に行ったら改善されるの?

私は、政治には興味がない・・・というよりは選挙には興味がありません。行く意味が見当たらないからです。
無知な私に、選挙に行く意味を合理的に教えてくださる方がいたらどうか教えてほしいです。

でも、そんな私の知識ですから間違っているかもしれませんが、高齢者の投票率は高いです。だから、政治家は高齢者に有利な政策ばっかり優先するって・・・

う~ん、闇ですね。

高齢者の免許強制返納や、自動ブレーキを義務化すると、票が逃げちゃうのでしょうか・・・。

私が一票を投じても、世界はヒッグス粒子程も変わらないと思うのは間違っているとも思えません。

だから私は記事を残したのです。

私が選挙に言っても、ヒッグス粒子程も世間は動きません。
でも、ブログの記事とSNSは、豆粒ほどの効果はあります・・・もしかすると、これからの若者にとって、社会を変えたければ選挙に行くよりSNSに投稿するほうが遥かに効果的かもしれません。

本件の被疑者の方は、自ら行動をしてほしい

私は、今後の交通リスクを減らすために法改正を希望しております。
今回の被疑者の方個人を攻撃したい気持ちは一切ありません。

しかしながら、彼自身が、同じ事が繰り返されないための活動を展開する必要が有るのじゃないでしょうか。

また、厳罰を受ける事も、仕方の無いことだと思います。

このまま、謎の動画を残し軽罰で済んでは、被害者の方は浮かばれません。

子どもを思う親の気持ち、妻を思う夫の気持ち。

両方を一気に失ったご遺族の方の気持ち。

それは、推し量ることすら出来ない事です。

もし、私なら、ちょっと生きていける自身はありません。

強靭な精神力の持ち主で有ることでしょう。

また、未来の被害者のためを思う使命感でしょうか。

その活動を、ほんの少しでも支援する力となり

40万筆の署名の一員になるべく、当記事を捧げます。


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