『コインランドリーの売上は2回梅雨を越えたら良くなる!?』とはどういうことかと言いますと、上記のYou Tubeチャンネルでのお話です。
本部の方が2回梅雨を経験したら良くなると言っていたので
との文言が出てきました。
ちなみにこのチャンネルは私のコインランドリーメンターに教えて頂きました。
と思い出したのです。
Contents
破産寸前の零細オーナーの店舗は二回目の梅雨を迎えられるの!?
簡単に説明しておくと、私の店舗は2018年8月にオープンしましたので、ちょうど梅雨が終わった時期になりますので、2019年7月(記録的な遅梅雨)に一回目の梅雨を迎えた訳です。
一応、梅雨だけは売上が上がっていますが・・・
一年目の損益分岐点は44万円+不慮の出費やオープン時の備品や追加品で500万円程の現金が飛んでいきました。
二年目は、損益分岐点が40万円程に下がりましたが、見ての通りの売上なのでやはり200万円程が消えていきました。
※今年の4月は自粛要請の影響で、まともな統計データにはならないので省いています。
販売元のチェーンに相談を持ちかける
2年目の1月、つまりオープンしてから一年半後、すでに瀕死の状態で全く先が見えないので販売元に相談しました。
と閃いたわけです。
その時のやり取り
ねこみかん(売上データや赤字で死にかけな事を伝える)
「撤退するか、移転するか、最悪でも損益分岐点ギリギリまで売上を伸ばしてひたすら耐え忍ぶしかないと思うのですが・・・」
担当者「週明けに連絡します」
という事だったのですが、実はこの時の連絡は、期限を過ぎてかなりして返答がありました。
その時はもう完全に見捨てられたのかと思ったものです。
とはいえ、機械の買取代金は思っていたよりは悪くないのでそれはそれで良いのですが・・・(それでも一年半で借り入れも含めて1500万円を失いますが)
担当者「せめて、オープンから二年(つまり2年目の8月)までは頑張って欲しいんです。他にも似たように売上が伸び悩んでいる店舗も梅雨で一気に伸びてからは売上が安定したケースもあります」
と、わざとらしく苦笑いして答えました。
梅雨で一気に伸びるという販売店やFCの主張はあるらしい・・・
なのですが、今となっては多くのコインランドリーオーナーが「販売店の言うことが全く違う」と言っており、事実、理想と現実は全く違います!!
販売店等は、開業させて機械を売ったりその後の管理料や洗剤料金などで儲けることが目的なので、開業したオーナーがいくら赤字を垂れ流していても知ったことではありません。
ちなみに、コインランドリーオーナーの会で、洗剤の価格を比較したとこと大体は18リットル5,000円程ですが、卸元によっては20,000円なんて業者もありました。すでにオーナーで「騙されているかも」なんて思う人は要チェックです。
じゃあ、「梅雨後に伸びる」って事も本当か嘘が分かったものじゃあありません。
こんな記事があります
2013年のコインランドリー店舗数は1万6693となっている。以降は厚労省による調査が実施されていないが、16年に創刊されたコインランドリー情報誌「ランドリービジネスマガジン」によると、15年は1万8000店舗、17年は2万店舗と推計されている。コンビニエンスストア業界で最多の店舗数を誇るセブン-イレブンが2万1034店(19年8月末現在)なので、その多さがわかるだろう。
ちなみに2020年でもコインランドリーは増え続けています。人口のほとんどの人が利用するコンビニ大手のセブンイレブンの店舗数に、人口の2%しか利用していない(某大手FCによる)コインランドリーが競っているというのは驚異的です。
こんな状態でも、未だに開業を推している。そしてオープン後の事は知らない・・・なんで業界に明るい未来はありません。
と言っても、もう後戻りは出来ませんけどね。
という事なので、もう少し赤字を垂れ流して「梅雨後に売上が安定する」のかどうかを確かめる猫柱になります。
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