株式投資や為替取引を行うあなたは知っているでしょう?日本の将来は明るくないと・・・
人生百年時代を生きる私達は、10年20年先を見ていたら良いわけではありません。
早期リタイヤや、定年(この先いつになるか分かりませんが・・・)後は、何10年後でしょうか。
未来の年表と見比べていて、日本経済が現状を維持出来るとは思えません。なんたって、マクロ経済学に基づく長期投資では、経済は毎年3%ほど成長するというのを土台としています。
しかし、その両輪である【生産力の向上】と【人口の増加】このどちらをとっても日本の水準はやばいです。
一人頭の、生産力は先進国最下位ですし、人口も先進国唯一、減少しております。
つまり、今政府が推奨している長期投資は、日本企業に投資していると破綻するのです。
じゃあ、どこに投資するのか!?
Contents
世界経済成長の仕組み
おさらいとなりますが、経済は長い目で見ると必ず成長する。というのがマクロ経済の理論です。そこから、どうして日本に投資先を限定しているとやばいかを説明します。
上の図を見てもらうと分かりますように、世界経済というのはずっと成長し続けております。約3.%ずつ成長していますね。
だから、長い目で見ると資金を投資しておくと、いずれかはプラスになるのです。
同じように、過去の株価のチャートをみて、仮にどのタイミングで買ったとしても20年もすればプラスになっているという理論でも語られています。
長期投資にもメリット・デメリットがあり賛否両論
他にもドルコスト平均法や他の理論も加わりますが、とにかく世界経済は成長し続けているのです。
そこには賛否もありますが、今回の趣旨はそこにはないのです。
重要なのは!!
先進国で唯一、日本だけがこの経済の成長率から取り残されることがほぼ確定しているのです。
上記リンクもまとめていますが、簡単に説明しましょう。
日本の経済の成長は非常に悲観的
経済の成長とは、人口の増加と生産性の向上により成り立っています。
しかし
先進国で唯一、日本だけが人口減少が始まっています
そして、頼みの綱の生産性に関しては、一見GDP世界第三位の日本ですが、それは単に欧州諸国に比べ人口が多いことに起因しています。
国民一人あたりの生産力も、時給に換算すると先進国最下位となります。
以上の2点から、日本の経済成長のお先は真っ暗です。
とはいっても、多くの人は漠然とその事に気付いていますが、長期投資で資産を形成したい投資家にとっては由々しき事態です。
世界最強の国家【アメリカ】
言わずと知れた世界最強のアメリカですが、実際に投資先としてはどうなのか見ていきましょう。
世界第一位のGDP
アメリカは言わずと知れた、世界第一位のGDPを誇ります。
国民一人あたりの時給に換算すると、第6位ですが、それでも先進国第一位です。
ちなみに中国は日本よりも遥かに低い水準です。なので、国内総生産は【総】とつくくらいですから、母数である人口の多さが重要であることが分かります。
世界最強の軍事力
軍事力を測る、防衛関連費も世界第一位です、そのため国際政治でも常にリーダーの役割をしています。
人口の増加が続いている
先進国で唯一、人口減少が始まっている日本ですが、欧州諸国も頭打ちですが、米国だけは未だに人口の増加を続けています。
経済の安定性
中国や、新興国の方が、圧倒的な人口増加とそれに続き先進国を遥かに凌ぐ経済成長を続けています。が、安定しない政権や戦争などのリスクが常に付きまといます。
世界の巨大企業ランキングは米国が独占
皆様もご存知の通り、マイクロソフト、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンなど時価総額ランキング上位はすべて米国の企業です。上位50位で見ても、ほとんどがアメリカの企業です。
日本はかろうじでトヨタ自動車が40位台にランクインします。
NYダウ指数はずっと右肩上がり
実は日経平均株価はそうでもないのですが、米国の似たような指標であるNYダウは100年間ずっと右肩上がりです。
有名企業の株価はテンバガー揃い
株価が10倍になることをテンバガーと言いますが、日本に比べるとアメリカの場合はテンバガー株も数多くありますし、超有名企業であるため非常に魅力的です。その代表例が
- ネットフリックス 10年で50倍
- アマゾン 10年で21倍
- ビザ(Visa) 10年で13倍
- アップル 10年で10倍
- ボーイング 10年で10倍
ちなみに、10年という縛りを外し上場来とすると
- グーグル28倍
- アップル130倍
- アマゾン1200倍
となっていますので、それだけで億万長者に成れそうです。
日本のテンバガー株との大きな違いは、すでに有名になった企業の株が上がり続けるという点です。例えばトヨタの株が10倍になるかというとそんな事はありませんが、米国は誰もが知っていて安心できる株で一勝負出来るのです。
同じように日本でテンバガー株といえば、あまり知られていない企業が成長することが多いので、あまり高額の勝負にはかけられません。
最近ではワークマンが爆騰しましたが、正直今から買っても上がるとは思えません。
一株ずつ買える
日本の株は、100株が1単位です。なので、基本的に取引は株価の100倍からです。単元未満株で購入することも出来ますが・・・米国の株は最初から1株ずつ購入することが出来るので心理的にも楽です。
配当は原則年四回
日本は、年1回~2回の配当が多いですが、米株は原則年四回。忘れた頃に来る年一回よりはこまめにもらいたいですね。
配当利回りが良い分、米国株は株主優待はほとんどありません。
米国株へ投資するハードルは一気に下がった
米国株が良いということは分かっても、いったいどうしたら投資できるのかが分かりませんよね。
おそらくそんな疑問を抱えていると思います。
そういえば、私も過去にはハイレバレッジのFXの為に海外の口座を開設したことがありますが、やっぱり一般人である私が海外の口座を管理するのは容易ではないですね。
日本の証券会社を通して海外の株を買うことが出来る
現在は、日本の証券会社を通して、海外の株を買うことが可能なのです。それはご存知の方も多いと思うのですが、実際に手数料は高かったです。
ちなみに日本のサイトなので英語は要りません。
現在は手数料は0.45%以下
元々高かった手数料ですが、海外の株に興味を持つ人が増え、一つの証券会社が手数料を下げると雪崩を打って手数料を安くする動きが広まりました。
それによって、現在は非常に安い手数料で取引をすることが出来ます。
わずか今年の6月(2019年)までは、高い手数料で、7月より現在の水準になりましたので、まさに今が米国株がアツい元年なのです。
米国株取引の税金はどうなる!?
米国株には、売却益に税金がかかりませんが、配当金には10%の課税がかかります。そして、日本国内で日本株と同じく売却益と配当金には20.315%の税金がかかります。
つまり、配当金には30%程の税金がかかってしまいますが、二重課税なので「外国税額控除」の適用をすれば取り戻せますので、確定申告の際に申請しましょう。
米国株がお得に取引出来る証券会社
日本株だって私たちにとっては母国の株、もちろん日本株への投資だって続けていきたいですが、分散投資のリスクヘッジという意味でも、海外の株を持つのは非常に有効です。
上記もしました理由からも、みなさんも簡単に米国株に投資をしたくなったことでしょう。
では、実際にどの証券会社が良いのか比較してみます。
マネックス証券
取り扱い銘柄数 | 3024銘柄 |
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発注可能時間 | 24時間 |
注文ツール | PC・スマホ |
SBI証券
取り扱い銘柄数 | 1909銘柄 |
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発注可能時間 | 10時30分~翌6時(19時から30分停止) |
注文ツール | PC |
楽天証券
リンク準備中
取り扱い銘柄数 | 1928銘柄 |
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発注可能時間 | 15時~翌6時 |
注文ツール | PC・マーケットスピード |
各社共通の特徴
上記で紹介しました3社は現在、サービス面で優れています。なので、共通の特徴も紹介しておきます。
為替手数料 | 25銭 |
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決済通貨 | 米ドル・日本円 |
配当金の受け取り | 米ドル |
米国株は、日本円で買うべき!?ドル建てにするべき!?
別ページでまとめておりますので御覧ください。
長期保有向きの銘柄を買う
日本株で行うデイトレには向かないと私は考えています。と言いますのも、どうしても日本在住であることからも、米国の情報は現地の人たちのように入ってきません。
国内株の様に細かい情報や、社会情勢は分からないです。しかし、米国株の場合は、日本のようにニッチ株を買う必要は無く、大型株を買っておけばしばらくすれば上がるので安心です。
まず抑えたいのはGAFAですね。
GAFA
グーグル(アルファベット)
アルファベット A (GOOGL)
アルファベット C (GOOG)
どちらも1400$程度(2020年6月12日)
グーグルは、アルファベット社が親会社なのでアルファベットの株を買うことになります。どちらを買っても同じ値動きをしますが、議決権を持ちたければA、必要なければCを買うと良いです。
アマゾン(Amazon)AMZN
2020年6月12日現在、コロナの値が2557$程度、コロナ後も業績を上げる事が予想されるので、これからも有望です。
ちなみにアマゾンは上場以来1,000倍以上になっています、1万円持っていたら1000万円・・・10万円持っていたら1億円・・・夢がありますね。
フェイスブック(Facebook)FB
2020年6月12日現在224$程度、日本円でも2万円ほどなので、手が出しやすい銘柄になりますね。
アップル(Apple)AAPL
2020年6月12日現在335$、こちらも手が出しやすい銘柄です。少量でも持っていると心強いですね。
マイクロソフト(Microsoft)MFST
以前はGAFAMと、GAFAの一角でしたが、現在は抜け落ちています。とはいえ、時価総額ではAppleを抜きましたし、格としても劣ることはないのでGAFA銘柄に加えて持っておいて損はないでしょう。
こちらは186$と非常にお求めやすくなっております。
その他の有望企業
ジョンソン・エンド・ジョンソン JNJ
ヘルスケア用品を扱う巨大企業ですね。配当も安定していますし、コロナ後にはさらなる飛躍が期待できます。また、ワクチン開発にも期待がかかります。
株価も140$程とお手頃です。
ナイキ(NIKE)
こちらも知らない人はいない銘柄です。世界に冠たるナイキですから、抑えて置くと良いでしょう。100$を切っています。
コストコ・ホールセール(COST)
説明するまでもなく、コストコです。現在300$程です。
ビザA(V)VISA
VISAも知らない人はいないでしょうし、オンライン決済の流れですから今後も衰退する事はなさそうですね。こちらも200$を割り込んでいます。
プロクター・アンド・ギャンブル(PG)
ちょっと聞き慣れないかも知れませんが・・・P&Gと聞けば分かるでしょう。医療機器では世界最大級です。
60年以上増配している銘柄です。現在値下がり気味で116$程度なので、値上がりも期待して買いどきかも知れません。
Tロウ・プライス(TROW)
1937年より続く、資産運用会社、運用資産は120兆円を越えて安定成長がつづきます。配当利回りも3%を越えていてお得です。株価も120$程度です。
W.W.グレインジャー(GWW)
米国最大の産業資材メーカーです。現在はECサイトでの売上が半分以上で、コロナ後も有望です。日本では有名なMonotaROの親会社です。現在300$超のお値段です。
ETFで安定分配金を狙う
米国企業の詳しいことが分からないという事を補うにはETFも有効です。
バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
基準価格 85.32$(2020年6月6日)
分配金は3・6・9・12月で年間で3%少々あります。
予想利回りが市場平均を上回る大型株約400銘柄に投資しています。
経費率0.06%と低コストです。
SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)
基準価格 31.1$
分配金は年4回で利回りが6%近くあります。
S&P採用銘柄の中で予想利回り上位の80銘柄に均等投資し、年2回銘柄を入れ替えております。
iシェアーズ・コア。米国高配当株 ETF(HDV)
基準価格 86$
分配金は年4回で、利回りは3.5%ほどです。
財務が健全で高利回りの大型株75銘柄に投資しています。
バンガード 米国情報技術セクター ETF(VGT)
ハイテクETF、持っておいて損なし。
その他にも[QQQ][VUG][XLK]等もあります。
[QQQ][VUG][VGT][XLK]
どれも3,6,9,12月配当で入れ替えも年に4回。
左から順に、時価総額が高く、右から順に利回りが高いです。
どのETFもGAFAMを高比率で持っていますので、似たりよったりですね。
ねこみかんの投資忘備録まとめ
FXスワップ狙いにオススメ証券会社
ヒロセ通商の【LIONFX】
2019年8月18日現在、トルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランド円全てにおいて一位のスワップポイントを誇っております。
スワップポイント狙いならこちらで決まりですね!
トレイダーズ証券株式会社の【みんなのFX】
以前は、LIONFXよりもスワップポイントが良かったのですが、今は二位ですね。しかし、限定的にはこちらが上回っていることもありますし、将来的にも期待が持てますので口座開設していても良いですね!
SBI証券
ねこみかんが株式投資でも利用している、SBI証券。何故か米ドルのスワップポイントが高く、LIONFXの豪ドルよりも高利回りです。
今流行のポイント投資も出来ますし、FXスワップ狙いに限らず開設しておいて損はないです。